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CBR250Rドリームカップ-鈴鹿ツイントロフィー第3戦

2013/08/13 0:06 に 絶頂男爵 が投稿   [ 2013/08/13 0:21 に更新しました ]
猛暑に備えて100点満点のスタミナ補給で迎えた鈴鹿ツイン。朝から猛烈に暑いです。ゲート前では妖しいCBR150を積んだ軽トラがポツンと取り残されておりますw。きっと寝坊してゲートオープンの流れに取り残されてしまったのでしょう。安眠を妨害するのも怖いのでそのままスルーしときます。上村さんオヤスミなさいw


と、そんなウチらもゲートオープン時間には遅れてしまっているので、とーぜんながら屋根付きピットは確保できませんでした。日陰と冷たいコンクリの地ベタなら少しは涼しく過ごせるかと思ったのですが...(あとで何度かモニターを覗きにいきましたが、全然涼しくありませんでしたけどw)


まっくろのアスファルトの上にトランポとマシンを並べてピット設営。気を失う程の暑さなので発電機やら工具も降ろしません。最低限の工具でタイヤ交換とマフラー交換。ガソリンを補給したら準備完了です。と簡単に書きましたけど、こんな簡単な準備さえ手間取ります。気が付いたら朝練習のウサギクラス始まってました。数分遅れでマシンの準備は出来たけど...身体がまったく起きてない。暑い。眠い...

後半戦に向けてウールの交換をしてもらいました。


とりあえず交換したリアサスの状況だけ見てみようとコースイン。コースの端っこを走って準備運動を...朝からガンガン飛ばしてる皆さま、邪魔してゴメンなさい。うん?前戦で気になったアンダー傾向は解消しているな?其れなりにバンクしてもリアが流れる感じはしない。よっし。直ったみたいだな。もう1枠使って身体の慣らしとマシン状況のチェック。回転数を引っ張り気味で走った方が良いような気もするが...10000回転弱でシフトして物足らない感触の方がマシンは進んでいる様子。ストレートスピードも5キロ程違ってくる。この辺の感覚に慣れるのが難しい。


予選前にブリーフィング。主催者からはこの暑さを考慮して決勝周回数を12周から10周に減算する案も提示された。何人か賛成していたが...まぁ何とかなるだろう?的な流れで12周を推してみた...



10分間の予選。ついに気温は40度を超えたらしい。全身に水を浴びてからツナギを着てコースイン。周りを見渡しても美味しそうなニンジンは見えない。淡々と走ってみるかな?9秒台からスタートしてジリジリと詰めて行く。んが、最終コーナーで1度大きくリアタイヤをスライドさせて転倒寸前に!!危ない危ない。リアサスが直ったのを良い事にバンクが深くなり過ぎたようだ。これは前に進まないパターン。もっとコーナーの入り口で曲げて行きたいところだが...わかっちゃいるけど思い通りにはナカナカ...ちょっとづつ削ってやっとこ9秒前半。もう体力がありませんけど...



予選結果7番手。クラスは6番手。PPから中村龍也選手。久保選手、鶴野選手、藤井選手。ここまではいつものメンバーで想定通りか。クラス5番手にはTSタカタでお馴染みの佐野選手。って事でクラス6番手も想定通りなのかな?予選から8秒台に入れて行かないとココに割って入るのは難しい。さて、決勝までは30分くらいのインターバル。これから出来る事と言ったら体温を下げておくことと、高速域の動作に慣れておくようにイメージしておく事のみ。水を浴びてからエアコン全開のハイエースでイメージトレーニング...寒い、寒い、サムイ...グゥ..Zzzz。


ん?ちっと寝てた?シャキーン!っと冷えた身体に更に水を浴びてコースイン。あぁ涼しい。のも束の間。選手紹介の時点でボーっとしてきたw。ウォーミングアップラップもやけにペースが速い。上位陣に着いて行けるだろうか?レッドシグナルが消灯してスタート!!



タイミングが遅れた感もあるが、前列の藤井選手と並走したまま加速。イン側の数台の隊形が崩れているか?アウト側から1コーナーに進入して2コーナーイン側をキープ。佐野選手の直線的なアタックを外目に見ながら4番手辺りか?バックストレートに向かう頃には5番手後退。全体のポジションが落ち着いてくると中村選手、久保選手、鶴野選手の先頭争いと藤井選手、佐野選手、カンゴの第2グループとなる。うん?後ろを振り返ると瀬古選手の姿も見える。


今日も佐野選手は豪快にリアをスライドさせている。しかし、それほどペースは上げられないようだ。最終辺りで一度失速したのでストレートでオーバテイク。お?なんか絵になるなw。1コーナーを気分よく曲がったまでは良かったが、返しの2コーナーで佐野選手の気配を感じると矢の様に突き刺して来た!!こ、これは?充アタックか!?マシンを起こして回避するも、人によっては避けきれない予感が...。佐野選手はチョイと振り返り様に左手を上げてレース続行。ま、ワシは慣れっこなので大丈夫ヨ。


レース中盤。佐野選手と藤井選手との距離がジリジリと開いて行く。直後の瀬古選手はピッタリと着いてくる。エンジンの熱ダレ感も若干あるものの、足回りのタレの方があからさまになってきた。高速域の挙動が危うい感じに。前方と離される箇所もなんとなくわかってきた。んが、高速の左は改善策が見つからないので高速のシケインに重点を置いて...と、突然8秒台を記録する事も。んるほど、この辺に削る要素残ってるんだなぁ...


と、2コーナーで藤井選手と佐野選手が絡んで両者転倒。う~~~~ん。状況から察するにアタック失敗の巻きなんだろう...。2つ順位が繰り上がって4位なのかな?そうは言っても瀬古選手がピッタリ着いてきている。んが、こちらもジリ貧。高速域の改善には何か足りてない感じ。このままの仕様では危険が危ない匂いしかしない。ファイナルラップ。まだ1コーナーにはイエローフラッグが出ているが、瀬古選手が抜きにかかってくる?フラッグまでの距離次第では引くか?と思ったが、安全マージン残しで交わされてしまった。う~ん。残り半周では瀬古選手のスキを突くこともままならず...5位チェッカー。



リアサス交換によりマシンも複調して8秒台を記録したものの、現状のフロントとリアの限界点が見えた感じ。これ以上の詰めシロは高速領域か。そうなってくるといよいよサスペンションの改善が必要に。まずは圧倒的に弱いリアのバネ交換?フロントはオイル粘度で様子見。場合によってはフロントのバネ交換もあるのかな?この辺はやってみないと分からない。次戦は9月21日で同じ鈴鹿ツイン。セッティングを変更してリトライできるのでいい機会になりそう。



問題はどこの製品にするか...

スタミナ補給してから帰ります...
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