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CBR250Rドリームカップ-鈴鹿ツイントロフィー第4戦

2013/09/24 21:20 に 絶頂男爵 が投稿   [ 2013/09/24 21:45 に更新しました ]
前回の鈴鹿ツイン、灼熱のレースとなって前後サスどころかタイヤまでダルンダルン…現在の仕様って言うか走り方の限界が見えた気がした。秋になればなんとかなる?それも何だか消極的なので仕様変更をする事に。レースは各地で開催され、開発熱心なライダーによって『正解?』も導きだされているような気もするが...それをそのまま踏襲しちゃったら何も面白くないので方向性として参考にしてみよう。


ってな訳でリアサスはまだ純正で良いだろう。リアの車高調整も見ない事に。まずはフロントだけでどう変わるのか体感しなくては。フォークオイルをワコーズの15番からカヤバの30番に。油面は145mm前後のアバウト設定。突き出しは37mmから42mmへと変化が体感できそうな値に。ファイナルは14-38から14-39へとショート化してタイムより安心感を優先。慣れたら38へ戻そう。さぁマシンの準備は出来た。

標準から7mmくらいの突き出し量かな?

鈴鹿ツインは朝の走行会があって昼には決勝が終わるタイトスケジュール。現地でセッティング変更なんてしてたらあっと言う間に決勝を迎える事となる。ここは腹をくくって当初のセッティングのまま何処まで行けるか乗り方を試行錯誤するのみに専念。


朝練習コースイン。ピットロードからコースへ入った瞬間にフロントに違和感。動かないね?15番の時と比べると明らかに沈まない。これでいいのけ?


お?ブレーキを掛けるとしっかり動くね。奥に入ってからの戻りも穏やか。常に動いてタイミングを見計らっていた15番に比べれば随分気楽なサスになった。ただ、進入スピードを上げて行ける足になったが、恐怖心からなかなか実践できないでいる。余計なエンジンブレーキも克服できない。これは今後の課題にしておこう。公式練習まで使って9秒台前半。なかなか8秒台には届かないなぁ...

こんくらい入る。底付き感は無いが...

予選。本日は14台のCBRが参戦。メンツを見ると...5~6番手が順当なところ。ファイナルを38丁に戻せば0.5秒くらい速くなるかも?そんな誘惑に駆られながらも...いやヤメておこう。まだ39じゃイケない理由が見えていない。公式練習ではタイヤを大きく滑らせて限界点が見えたはず。あの手前まで使って走ればいいんだ。上村選手と糟井選手に続いてコースイン。上村選手はあっと言う間に見えなくなった。井選手を交わして単独走行に入る。後ろからは倉坪選手が付いて来ているか?


数周、9秒台から突き抜けないでいると倉坪選手が交わして来た。ん??調子良さそうじゃないの!若干間が空いたとこからニンジン発動。渾身のペースアップで9秒フラット。うーん、もうちょっと伸びると思ったけどなかなか難しい。前を追っていると自分自身がタイムロスしている箇所がミエミエなのでとっても参考になる。ありがとうw

コーナーが楽になったらストレートも伸びてきた。マフラーの真価が発揮されてきたぞ!

ハイカムの入ったCBR150がめっちゃ速いw

決勝。なんだか暑い、30度は超えているだろうか?クラス4位の5番グリッドに停車。ここツインサーキットでは2列目グリッドまでアナウンスのお姉さんが『一言どうぞ!』なんて選手紹介の時にマイクを持ってくる。これからスタートってな時にそんな一言なんて何も考えてないので意外と困る。そんな時は、たいてい藤井選手が前のグリッドに居るので真似をする事にしている。それはそれで藤井選手がどんなリアクションをするか予想できないので困るのだがww


案の定、予想出来なかったリアクションを踏襲して若干冷えた心境でスタートに臨む。レッド消灯スタート!!


反応は良し!右隣の藤井選手に接近したまま加速して行く。フロントローの3台も綺麗に並んでいる。1コーナーまで7秒くらいか?藤井選手は引かないだろうな...接近した5台が突入するには狭い気がするが...っと?!左イン側から青い車体が飛び込んできた。鶴野選手だ。一旦引いて返しの右のイン側を取りに行く。ここなら接触があっても巻き添えは喰わない。しかし、鶴野選手に先行を許す形になってポジションダウン。トップグループを追うのは鶴野選手に任せて自分は追走に専念。


限界点が見えていた筈のリアの具合。ギリギリ手前まで使って行きたいが、ビビリリミッターの方が先に発動。限界まで使えてないので立ち上がりの区間で若干のロス。ショートファイナルのせいかコーナー進入のエンブレも強めか?それとも1速多く落とし過ぎているのか?ラップタイムは8秒後半に突入したが、まだまだ攻め切れていない箇所多数。鶴野選手との差がジリジリと開いて行く。その差に焦れば高回転を多用してしまい余計に効率が悪くなる。う~ん、難しいねぇ。。。


トップグループは遥か彼方。鶴野選手には3秒程離されて5位でチェッカー。

上との差は大きいなぁ...

7秒台に入れないとここに立てませんなぁ~

タイムは8秒台後半と伸びなかったが、以前のセッティングよりは可能性が見えたような?余計なシフトダウンが3ヶ所はありそうだし、ヘアピンの立ち上がりラインも要改善。現状のマシンでも7秒台は不可能じゃないだろう。とは言え自分が7秒台に届くころにはトップ連中は6秒台に到達しているかも知れないが...


ま、それはそれとして。セッティング変更により動きを抑えるように走っていたフロントが積極的に動かすようなフロントになった訳で、次の美浜にはどーハマるのか楽しみだ。。。










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