広島を出発して6時間。午前1時に食す御在所サービスエリアの『トンテキ弁当』が美味い。ここから美浜サーキットまでは1時間もかからないので暫し仮眠...
前日練習 サーキット到着。いつもより1時間くらい早く着いたのに屋根付きのピットに空きはなし。モノは試しで上段の駐車場エリアに陣取ってみる。コースは見渡せるしトランポサイドで作業ができるので楽チンかも知れない。本日は30×4本の走行枠。時間を有効的に使わなければならない。ちになみ走行料金は7500円で計測器付き。そろそろミニバイクの走行枠が迫ってきているのにいまにしぇん。と修くんがまだ来ない。御在所で一緒に居たのに。電話をしてみると...『今起きました』だとw。予想してたけど。寝不足だと身の入った練習もままならないから、彼らには朝寝坊も有効な時間の使い方なのかも...
まずは13-39のファイナルから行ってみよう。この数字はあてずっぽうで決めたものだが、昨年は12-41とか12-39で走ってたので自分なりにロングファイナルセッティング。どうも昨年は狙い所を間違ってたみたいだ。気持ち的に500~1000回転くらい下を使って走るイメージに切り替える。空気圧は前後共に1.9辺りで様子見。 shenplusにて絶賛販売中?!
1本目。コースイン早々、マフラーの様子よりもタイヤの感触が気になる。リアがムニムニと動く感じが...う~ん気持ち悪い。フロントの方はオーバースピードからでも思ったラインに差し込めるので違和感は無い。暫くタイヤの様子を伺ってからマフラーの確認。ファイナルはロングセッティングだがメリハリを付けて走ってみる。2速から5速まで使って割と忙しいな。コーナーに対して多少ラフに入ってもアクセルに機敏に反応するので車体姿勢を維持し易い。車体を起こすのも回しこむのもアクセルで何とかなりそうだ。伸びしろもあるし、ラフなシフトダウンでも車体の姿勢を制御できる。ただし無理な姿勢からアクセルを開けるのは要注意。調子にのるとリアが跳ねて流れて行く。この辺で正解なのか?イマイチ分からない。
2本目。とりあえず考えが纏まらないので各コーナーのギアを試行錯誤しながらダラダラと周回してみる。下は4~5000回転でもそれなりに走るもんだな。割とデタラメなラインで走ってもあまり変わらないタイム。これで??メリハリを付けてもダラダラ走っても同じタイムってのはどー言う事だ?混乱してきたのでパドックへ戻って静音タイプのマフラーと交換。これはTSタカタの96デシベル規制に対応したモデル。コースイン早々違いに愕然。こんなに違うもんか?普通に走ったら1秒くらいロスする。この1秒で由とするか?もし同等のタイムを求めるならNSR50のノーマル車両的な職人技が必要になりそう。
3本目。今度はコンプリート車両に付いてきたバトルファクトリーのマフラーを装着。なんとなくマシンにも慣れてきた頃で、このマフラーがベストマッチングの気がしてきた。タイムは6秒台後半。なんら特徴的な所がないので全域で扱いやすい。マシンの挙動も滑らか。むむむ??この感覚をしみ込ませてマフラーを元に戻してみる。う~ん違うか?違うね??やっぱりこっちの方が速い。ただ、タイムが上がったせいかアクセル反応のせいか、タイヤとの相談事が必須な感じに。
4本目。本日最後の枠、現状の仕様でのロングラン。しっかりと把握してみよう。とりあえずバトルのマフラーよりは速く走れている。アクセルを開けれる所では開けて我慢する所は我慢して...ん?なんかちょっと違うな。ギアが微妙に合ってない感じになってきた。ロングに振るか、ショートに振るか...どっちだ?? 走行終了後、パドックにて情報収集。どーやら昨年上位を走った2名は14-38のファイナルらしい。おいおい今日の仕様よりまだまだロングだな!?正直イメージが湧かない。何かの間違いでは?と思えるレベル。12インチでのこの差のファイナルって天と地くらいありそうだけど、17インチってのはそうでもないのか? ま、今日の所は46秒台。決して悪いタイムではないので明日の公式練習の15分枠を使って『お試し』するのも良いだろう。駄目なら駄目でその時考えよう...
今日の飯はここ!!
2013年3月24日
宴の〆に灯台ラーメンは無しだ。あれは主食として食べても腹いっぱいになってしまう。重い腹を抱えて朝を迎える。おや?事前の天気予報ではいよいよ雨ってな感じであったが、終日持ちこたえそうな感じ。今日も西or北風。広島方面では鼻がムズムズするところだが、ここ美浜では感じない。中部まで来ると風の種類が違うのか?
公式練習に向けてさっそくファイナルの変更。13-39から14-38にしておく。スプロケットを触るたんびにチェーンを変えようと思うのだが未だ実現せず。DIDの520ERS2を予定しているのだが...各地のサーキットでチェーンが切れるトラブルが聞かれる。なんで?その辺の話の真相が良く分からないので世の中が落ち着くまでスルーしておこう。てな訳で今日もゴツゴツの純正チェーンw。
なんて思っていると?しぇんがモゴモゴと作業をしだした。最近ケミカル系に熱心になっていたようだが?お!?レーシングチェーンの様にクルクル回るで!!何だか分からないが効果はありそうw
『RacingTask EVO.ChainLUB』らしい。shenplusにて絶賛販売中?!
公式練習 時間は15分間。とりあえずはファイナルのチェックと速いマシンとの合わせをしておきたい。しっかりとタイヤを暖めてからコースイン。気持ち的には2~4速を使う事になるのか?少し走っては今何速なのか1速まで戻して数えてみる。2か?いや3か??ストレートでは5速まで入ってるな?いや4か?あ~もぅどっちでもええかwとりあえずフェニックスコーナーは昨日より動作の余裕が出来た。定常円から最終コーナーも悪くない。心配したロングファイナルも間延びする事無く機敏にアクセルは反応する。ファイナルはコレで由としよう。ではでは...本日のレースをリードしそうな車両を探して最終コーナーから合わせてみる。うん...流石にオーバーテイクは出来ないが、最終合わせの1コーナー突っ込み勝負の可能性はあり。昨年は立ち上がりから遅れをとっていたが、今年は追従出来るし立ち上がりラインの自由度も上がってきた。やっと同じ土俵に立てた感じ。楽しくなってきたぞ!! 予選
お昼前に予選。ここでの結果で昼飯のテンションが決まる!!なんとか45秒台に入れて格好を付けたい。45秒出るマフラーにハズレは無いだろう。タイムは同じでも見た目のスタイルが違う。このスタイルに共感してくれる人が居るならばヤラネバナラナイ!いつかるか?今でしょw
1番手でコースイン。コースがクリアな内に...と思っていたが、12台も居ると1周回って来てもポツポツとコースインする車両に絡む。進入で交わすもリカバリでロスして思うようにタイムを削れない。全体的に車両のポジションを確認してスローダウンとタイムアタックを繰り返す。19号車の山口選手と55号車の中村選手が連れだって走っている。ちょうどコース半分くらいの位置。すれ違う位置が似たような所なのでタイムも同じくらいか。電光掲示板で確認したいが自分の50号車が通過する頃にはスクロールして消えてしまっている。うむむ。 時間は7分しかない。前車と距離を取ってアタック開始。とりあえずはフロントを縮める位置がキモ。縮めたトコロでフロントに仕事をしてもらってリアへ移行。リアに任せて加速!!この辺がフロントリア同時に出来たらもっと速いのかも知れないが...その辺はサスセットの領域か?フロントとリアの別行動だが上手い事決まってベスト更新!! 次のクリアを探しているうちに時間切れ...
なんとポールポジション!!歴史的快挙やっ!!
ご褒美に昼飯はナポリタンにトンカツ載せww 決勝ヒート1
各クラスの決勝が終わってCBRクラスは一番最後。直前のモタードクラスを観戦してたのでドリフトイメージが染みついてしまった。CBRのリアは...流れないよね?!シーズン2年目にして初のポールポジション。グリッドに着くとレースクイーンのお姉さんが傘を差してくれる。桜が咲くころとは言えまだ肌寒い。笑顔のお姉さんは寒イボだらけ。抱きしめる事はご法度っぽいので熱視線で暖めておく。 それではレース展開を想像してみよう?2番グリッドは19号車の山口選手。昨年は全戦優勝の絶対王者だ。3番グリッドは55号車の中村選手。グラチャン上位入賞のコーナリング番長...うん、1コーナーまでに捲くられて終了のイメージしか湧かないw 予選で一発タイムは出たもののまだまだアベレージが低くレース展開はジリ貧が予想される。せっかくのポールポジションなので...数周は持ち堪えたい。レッドシグナルから...スタート!!
よしっ!悪くないぞ。ジリジリとアウト側に寄りつつ1コーナーを無難にクリア。ヘアピンのイン側を閉め気味にクリア。フェニックスは...ここは我慢大会でクリア。まだ大丈夫か?バックストレートを下って高速の右。っとっとっと。リアが跳ねつつもクリア。定常円までリカバリーして最終コーナー。うぐぐ。フロントが逃げる。まだ熱の入りが甘いか。さぁいけ、いけっ。よっし。1周は持ち堪えたぞ。もう満足ww
2周目。3周目。??後ろは何処行った?怖いので振り返っては居ないが19号車の姿が見えない。黄色い55号車も?真後ろに居る気配は無いのだが...4周目の1コーナー進入で黄色い車体がイン側から出現!!やっぱ居たか!?19号車も?緊張感が一気に増して55号車を追従する。おっと!これは貴重な接近戦だぞ。じっくりと観察させてもらおう。ヘアピンの進入...やっぱライン違うな。フェニックスは?ほぉ55号車も我慢大会のようだ。より早く立ち上がり姿勢を作らないとここで0.2秒くらいの差が開く。バックストレート後の高速右。やっぱりギャップが気になってるようだ。ここをクリアする術はあるのか?要研究だな...
レース終盤。振り返ってみたが19号車の姿は見えない。とりあえず行方不明だ。55号車との距離もジリジリと。こりゃ0.5秒くらいアベレージを上げてかにゃレースにならんな。削る箇所は見えているので今後に期待。ほどなくして、チェッカー!!
決勝ヒート2 ヒート1にて行方不明になってた山口選手はスタート早々にハイサイド転倒していたらしい。マシン修復は間にあったもののヒート2は最後尾からのスタートとなる。上位まで上がってくるか?ポールポジションは中村選手。時刻は午後4時過ぎ。気温も下がってレースクイーンのお姉さんの寒イボも増量必至。中村選手も気になっている様子。 さぁレッドシグナルからスタート!!よし、今度も大丈夫。55号車に張り付いて様子を伺う。序盤は抑え気味か?このペースなら付いていけるか?と思っていたらの数周目。一気にペースが上がったぞ?0.5秒離された所で冷静に走りを再構築。なんとかペースを維持したい。しかし...後ろも気になるよね?あっと言う間に19号車が3番手まで上がってきている。その差3秒くらいか?ミスは駄目。ミスは駄目。これ以上詰められると射程圏内になってまう... 終盤。コンマ5秒ロスしている箇所が自分でも良く分かる。良く分かっちゃ居るけど今はどーしようもない。チャレンジするのはまた今度。また今度やるのでこのレースはもう終わって貰えませんかね!?ヒート1よりペースは上がったもののまだまだ。次回に課題を残してチェッカー!!
総合2位
次回は5月5日。もう寒くないよ! |
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