Cruse in! ~1st annual 4KOKU 4MINI masters~ これから四国の年イチ定番イベントとなりそうな4MINI企画であります。我が絶頂はお誘いあれば何処へでも参上いたしますので、猪名川でのまるち全国大会を蹴って当イベントに参戦です。って言うか、激戦のMOTO-CP(S8)クラスで恥をかかずに済んだ云々・・・なんて話もありますが? さぁ、会場は愛媛県の瀬戸内海サーキットです。って何処!?名前からして瀬戸の小島にありそうな気もしてましたけど、それはIKINAだよね?GoogleMapで確認しますと今治の下のほう。西条市の西側でしょうか。なんとなく山奥感があって繁華街の香りが感じられません。困ったぞ・・・何処で飲む? 土曜日の昼ごろからいまにしぇん。と共に移動開始、テツヤ班は既に尾道観光中らしい。四国上陸ルートを考えてみるが、男爵トランポは1ナンバーの為、西瀬戸自動車道の休日割がさっぱり効かない。普通に渡ると5千円くらいかかるのかな?なもんで、忠海~大三島へと渡るフェリーを利用することに。途中『たまゆら』で有名?な竹原の港町で昼食。太華園ってな名店を利用する。確かタロスケもお勧めしていたな・・・美味い。が、腹いっぱい。 フェリーは休日割らしく1600円で同伴者は無料らしい。うん、安い。途中『うさぎの楽園』と言われる島を経由して大三島着。壮大な多々羅大橋を眺め、想像を絶する規模の来島海峡大橋を利用して四国上陸。この橋は原付や徒歩でも利用可能で、高所恐怖症にはトラウマになりかねない規模。ぜひお楽しみあれ。 ![]() 四国に上陸すると何かしらの違和感。瀬戸内海を挟んでお隣でありながら、あからさまな風土の違いを感じる。とりあえずセブンイレブンは存在しない。唯一繁華街が存在しそうな今治の商店街を通過し霊峰石鎚山の麓を目指して南下。途中『豚太郎』を発見する。25年くらい前なら広島にも点在した老舗の外食産業なんだけれども、今ではすっかり見なくなった。ここ四国は本場の地でありまだまだ健在。カンゴが幼少の頃、家族で外食つったら豚太郎だったし、高校時代にはバイトもしたし。馴染み深い味なんだけどなぁ・・・テツヤはしぇんには不評なのであった。 伊予小松のほうまで南下して温泉を物色。『りんりんパークー』と言う名の施設を発見。なんでパークじゃなくてパークーなのだろう?宿泊もできるドライブインみたいな感じ。施設は古びた感じながら若者や団体客も利用している人気施設みたい。ただ、車中泊で利用するには気が引ける感じだったので温泉のみ利用して『道の駅小松オアシス』へ移動。こっちにも温泉あるじゃん。なんだか湯が黄色い?ポンジュースでも入っているのだろうか・・・ ここでテツヤと合流。ハンドルキーパーを発動して宴の会場探し。しかし、この界隈では対象が3件のみであった・・・。とりあえず外観が洒落た感じのトコからアタックするも、既に満席のようだ。で、残ったのは赤ちょうちんが似合いそうな焼き鳥店。まぁ・・・わしらにゃお似合いだよね。ここから2軒目~なんて選択肢は無いので閉店まで飲むw なんか夜に大雨降ってたような気がするが・・・道の駅で起床。ナビが無いので勘を頼りに瀬戸内海サーキットを目指す。川を越え、畑を越え、民家が無くなってきた?水の流れていない石ころだけの川を昇っていくと山裾の尾根に瀬戸内海サーキットを発見。とりあえず海は見えない。すでに数台の4miniマシンが見え、スタッフが会場設営に追われている感じ。ゲートを通過してスタッフに案内されたピットへマシンを下す。コースを見渡してみるも、どっち周りかよくわからない。奥の方はどうなってるんだろう?ストレートは山裾の勾配にそって傾斜しているようだ。 マシンはNSRフレームにお疲れ気味のAPEエンジンを載せたテツヤ号。キャブはカンゴのCR-MINIにこっそり換えておいた。他のエントラントのマシンは・・・2ストが多いな。NSR80のエンジンが数台居るようだ。隣に居るマシンはどう見てもCR80(笑)。ゲイルのホイールで12インチ化してあり、チャンバーはオールチタンらしい。異種格闘技のような感じだが、周回数は自己申告なので『大人のレース』と言う趣向である。 コースが乾いてきたので練習走行。とりあえず15-38のファイナルでテツヤが様子見。39秒台でまぁいいんじゃね?的な感想。『わしゃええわ』とカンゴが走らずいまにしぇん。が走る。しかし26周も走って40秒台。あの野郎・・・中古タイヤで来てんだからそんなに走るんじゃねーよ!!『手本を見せてやれ』とテツヤが言うので『任せとけ!』とカンゴがコースイン。6周で38秒に入れて『どうだ!!』と威張って見せる。と言うコントが完結。予定通り。 しかし、ファイナルがあってなかったよ(笑)14-38にしてもう一回試走。うんヨシヨシ。レースまで時間があるのでメーカーブースの方を見に行ってみる。お馴染みGクラフトのテラケンさんを発見。色々と新製品が並んである。4mini車両も続々と会場入り。既に100台以上は居るよな?最終的には200台を超えたらしいんだけど・・・四国にこんなに居るわけ?どれもこれも走るのが難しそうなカスタム車ばかりw 午後11時から3時間耐久レースのスタートとなる。スムースな進行で45分辺りには全車グリッドに整列。標高の高い裏山に雲がかかっているが、サーキットに強烈な陽が注ぐ。全車のチーム紹介が終わってしまったが、まだスタートまで10分くらいある(笑)。MCの高山クンが若干困った様子で時間つなぎ。ところで、我が絶頂はスタートライダーにカンゴ、2番手にいまにしぇん。ここまで30分交代の予定。3番手のテツヤが1時間走行して残りの1時間をカンゴといまにしぇん。が走る。このクソ暑いのにテツヤは1時間も走れるのだろうか?二日酔いで朝から吐いてばっかりだぞ? ようやく11時。ルマン式で全車スタート!!きっと200台超の4miniギャラリーで注目度抜群!?気合いのスタートダッシュで3番手につける。前は青いNSRと白いNSR。どちらも80ccと思われる。37秒台で追走するも・・・なんか・・・追いつかないよね?うーん、主役にはなれなかったようだ。気を取り直してコース攻略を楽しんでみる。1~2コーナーはドリフトでも使われているのでかなりワイド。複合的に曲がっていくので曲げるポイントがキモ。切り返して奥のヘアピンまでのタイムに影響大だ。インフィールドの第2ヘアピンもコース幅が広い。外に流れるとそれだけタイムロス。コンパクトに曲がるか、コース幅を利用して立ち上がるか・・・どっちが効果的だろうか?試しに速度域を上げてみたがリアがスライド。貧乏タイヤには酷だったようだ。コンパクトに曲がって安全走行にしておく。最終はギャラリーコーナー。ギャラリーの反応も気になるところだが、クリップから目が離せない。なんたって、ココでコケるとコンクリート!?のクラッシュパッド(壁)に激突する恐れがあるw 速度域が高く、1周37秒と忙しさもある。30分で色々と消耗してライダーチェンジ。いまにしぇん。がコースインして一休み。『本当に1時間走れるのか?』とテツヤに問う。気分悪そうな顔をしながら『大丈夫』と。全然信用できない。走りながら吐くと凄惨なので、吐くならヘアピンの奥の方まで行けよと言っておく。いまにしぇん。はどうだろう?とりあえず39秒台は記録しているようだが、頭打ち感がある。高速コースは得意な筈なんだが・・・本能的に危険を察知しているんだろう。コケたらコンクリートだったり絶壁だったりするからね(笑)最近は慢性的な肩凝りみたいな事になってるし、体力も持ちそうもない。四十肩じゃねーの? ![]() 予定通りの30分でピットイン。テツヤに交代『30分で一度様子見て』と言い残してコースイン。ちょっと走りの様子を見てみると、あからさまに体力温存走行をしてやがる。なんだよ、1時間も走るなんてすげーな・・・なんて思ったのに。全力で行くんかと思ったわ!これなら大丈夫だろう。39秒前後で周回している。途中、高山君と遭遇して本気モードに。おいおい温存するんじゃなかったのか?高山君との勝負には勝ったようだが、案の定疲れてやんのw・・・終盤は惰性の走りで男前度ダウン。 さぁ残り1時間。再びカンゴの出番。既に順位は不明ながらイイ感じでトップ争いしてるに違いない。おそらくライバルは白いNSRだ。コースイン早々に白いNSRが視界に入る。またしても37秒台で追走。コース全域に渡って試行錯誤して37秒前半を記録。たぶんこれが自己ベスト・・・しかし、やっぱり白いNSRはジワジワと離れていく。むむぅ~無念。これ以上は望めない。で、マシンの方はと言うと、若干フン詰まり気味。カーボンのショートサイレンサータイプだが、消音の為にパンチングが細めをチョイス。ちょっとヌケが悪いのかも知れない。CR-miniの良いところを活かし切れてない感じ。足回りは少々の悪路をもろともしないのでイイ感じ。中身のセッティングはどうなっているんだろう? ラスト、いまにしぇん。に交代してチェッカーを待つのみ。苦手意識があるのなら良い練習になるだろうと思うのだが、なかなか攻略はできないようだ。そもそも攻略する気がないのだろうか?四十肩の影響で無理できないのかも知れない。ま、十分安全マージンを取っているので転倒のトラブルも無いわけで。だんだんと消耗していくいまにしぇん。を見守りながら・・・チェッカー!!お疲れ様~~~ 結果、243周だったかな?白いNSRが同一周回だったが、あちらが先にチェッカーを受けていたので絶頂チームは2位だな。表彰台で披露された3リットルのシャンペンボトル!!でけ~(笑) ど派手な泡を大空にぶちまけて祝砲!!おめっとさんでした。 ![]() |
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