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鈴鹿ツイントロフィー、CBR250R-CUP第2戦

2012/08/05 22:06 に 絶頂男爵 が投稿   [ 2012/08/06 0:39 に更新しました ]
 
 
 
鈴鹿ツインに向かっている筈なのですが、前日土曜日はまったりと奈良観光で過ごします。奈良公園、ここまで運転してきましたがいまにしぇん。とドライバー交代。大仏を観た後はビールを飲みながら鹿と戯れます。しかし暑い?明日はこの時間帯に決勝レースとなる訳ですが・・・大丈夫なんでしょうか?
 
東大寺の大仏殿
 
柱の穴は大仏の鼻の穴と同じ大きさ?
 
しぇん。と運転を替わったのですがとたんに道の選択を誤った?
 
目的地は三重県なのですが、今宵は奈良県までw夕飯は『針こま』で決まりですね。営業はPM4時~9時まで。ただし小さく『終わりまで』とも書いてあるので最後のお客さんがごちそうさまするまで営業しているのかも知れません。我々は4時過ぎに入店。最初のお客さんでしょうか?その後、グループ客や単独客で賑わいます。世間はオリンピックムード満載ですが、お店の大型TVを独占して『広島カープ対阪神タイガース』のナイター観戦をww。序盤からカープ優勢な展開に針こま店主も呆れ顔。テンションだだ下がりで職場放棄です。結局閉店時間を大幅にオーバーして『ごちそうさま』となりました。
 
今年の阪神にはご立腹の様子
 
暖簾をかたしてフテ寝?カープが勝ちましたw

朝、なんだか天気が悪いような気がしますがサーキットへ向けて移動開始。やっぱり雨降ってるよね?レインタイヤは購入済みですが、ここ最近は好天続きだったのですっかり存在を忘れておりました。ガレージに置いたまま持ってきておりません。どーしよう?モータースポーツの盛んな地でありますから、探せば売ってる所あるよね?でも買うの?定価だと7~8万円するんじゃない?今から取りに帰るか??無理だよな・・・

名阪国道の山を駆け下りると天候も回復してきた。これなら大丈夫そう。ただし天気予報の降水確率は高め。朝ごはんだけコンビニで購入してサーキット入り。本日は『朝練習』の枠が設けられているので一般走行のライダーも多数居るようです。鈴鹿ツインのライセンスを持っていなくても走行予約しておけば30分2500円で走れるのです。羨ましい環境ですね・・・


運よく屋根つきのピットが確保できました。直射日光から逃れられますし、冷たいコンクリートの地べたと風が気持ちいいです。朝練習にはウサギとカメのクラス分けがあります。特に振り分けの基準タイムは無いそうで、ライダーの練習スタイルで選択できるようです。私はCBRでの走行経験がありませんのでカメクラスでじっくりとコースを覚える事から始めます・・・

メインストレートは550m。ミドルコースながらフルコースに匹敵する長いストレートです。イメージ的に150キロくらい出そうなムードですので、ファイナルは13-40をチョイスしてきました。6速吹け切りで150キロ出る設定です。あと、マシンの方は走行距離が300キロになりましたのでエンジンオイルを交換してきました。フロントフォークのオイル交換もしようかと思ったのですが・・・めんどくさいので先送り。まぁ高速コースを走った事が無いので仕様変更はこのレースの後でいいのでは?とテキトーに理由を付けておきます。リアサスは5段階調整の一番固い所にセット。ハイスロはスムーズに動いてます・・・


カメクラス走行1本目。コースを確認しながらの慣熟走行。コース幅は広め。これは端まで使うのか?コンパクトに最短距離を使うのか?・・・コーナー進入はフロントブレーキか?それともエンジンブレーキか?うーーーん。どのスタイルにしようかなぁ??とりあえずリスクの少ない方でええか?コケたら帰りが大変そうだし。昼飯は『亀八食堂』と決めているので両手足は温存しておきたい。なんとなく走って12~3秒くらいか?とりあえずファイナルは良さそうな雰囲気。ちなみに最高速は140キロ前後。


カメクラス走行2本目。ウサギクラスの走行をみて少し勉強した。実践は難しそうだけど少しづつチャレンジ。ふむふむ。。そうなのか?しかしパッシングポイントも探しておかなければ。他のCBRと並走してみるもストレートスピードにアドバンテージは無さそうだ。むしろ自分のマシンの方が遅いような気もするw。コーナー進入でフロントをねじ込む事は出来そうだが、クリップ付近でラインが交錯するのは明らか・・・昼飯までは両手足を温存したいので・・・。とりあえず11秒台まで到達。


朝練習はここまで。11時の公式練習からCBRクラスのみの走行となる。参加台数は13台。まだ納車状態のままの車両から綺麗にペイントされた車両まで多彩。鈴鹿ツインとCBRの相性はいいよ?中低速のコーナーから高速の切り返しが必要なシケインありでなかなかスリリング。1本目の走行からGPSを搭載。走行の度にいまにしぇん。が解析してタイムの稼ぎ所を教えてくれる。10分の公式練習で10秒台まで詰める事ができた。


11時25分、10分間の予選開始。気温も上がってきてマシンのフィーリングが変わってきたような気がするけど、これは気のせいなのだろうか?CBRはインジェクションなのでコンピューターでの微調整の範囲内?それとも書き換え用のソフトがあるくらいだから気候によってセットし直すモノなのだろうか??男爵号は出荷時ままのゼロマップとなっている。予選は3~4番手でコースイン。マシンのポテンシャルは微小なのだろうから腕次第か?レースを想定してパッシングを試みるが上手い事いかない。接触転倒のイメージしか浮かばない。メインストレートのスリップから抜く事もできない。なかなか難しいな。数周使って先頭にでる。残り時間はあるか?単独アタックで9秒台。どうだ?


予選結果:3番手

開幕戦を制したTTSの車両が1~2番手。タイムは8秒台。序盤の1~2周で何か掴めれば付いていく事も可能か?しかし抜くのは無理だろうな・・・。ポールポジションの車両のファイナルは14-38でノーマルらしい?5速仕様なのか?それならスタートで前に出る事も可能か?その後はどーするww。昼休みを挟んで決勝となる。腹は減ってきたがまだ我慢だ・・


決勝。事前の資料では10周のスプリントだったが12周が正解のようだ。雨の心配はなさそうだがこの暑さが大敵。ミネラルが豊富そうな麦茶と塩分とブドウ糖がウリのタブレットで体調管理。それでも若干吐きそうなコンディション。コースインしてフロントローに並ぶ。13台5列のグリッドは壮観だ。1コーナーを見据えて纏まらない展開を考えていると選手紹介と共にマイクを持って一言インタビュー。『予選3位ですけどどーですか?』は?『どー考えても勝てそうにありません』とは正直に言えない雰囲気なので、『頑張るよ!』とだけ答えておきました。
 
 
 
レッドシグナル消灯でスタート!!反応が良かったのか?1~2番の車両はすぐに見えなくなった。1~2コーナーは遠慮なく自分のラインでクリア。ヘアピンはちょっと意識してブロックライン。コース中盤バックストレート。後ろはどーなってるんだ?あからさまに腕の差が出る高速シケインの切り返し。弱みがバレたか??最終手前のヘアピンもコンパクトに曲がってまだ先頭。こりゃ見られてる?まぁいいか。先頭を走るのは気分がいい。オープニングラップを1位で通過。良い思い出ができたw。
 
 
ストレート後半。スリップに付かれている引っ張り感はなかったが、排気音が聞こえたと思ったら左から青い車両が抜き去って行った。えらい速度差だな。抜いて行ったのは予選2番手のマシンだ。1番は何処行った?まぁいい。どんな走りをするんだろうか・・・見てみよう。

ん?進入は割と抑えめ。マシンの向きを変えてからの加速がポイントのようだ。コースに慣れてくると見えてくる攻略ポイントなのかも知れない。高速のシケインはどうだろう?アクセルは開けたままなのだろうか?自分はお先に閉じさせてもらいますね・・・って思ったら黒い車体が右から飛び込んできた。おぉ!!なかなかの暴れっぷりで予選1位の中村選手がトップの鶴野選手を追走していく。う~ん格が違うなぁ・・・。前方ではバトル勃発の雰囲気。見える範囲で観戦したいが、次第に距離を開けられ見えなくなってきた。レースは中盤か?現在のラップ数が分からず終わりの見えない展開となってきた。後続の4位とは距離がありそうだ。よってしばらく1人旅w

もうそろそろ終盤になってもいい頃合い?転倒車両もポツポツ。周回遅れを交わしながらチェッカーを目指す。と?最終セクションで黄旗。また転倒車両のようだ。ヘアピンで再スタートを試みている車両が居る。あれは先頭争いをしていた中村選手ではないか?と言う事は??しかし・・・チャンス到来ではあるが、目の前には周回遅れの車両が1台。黄旗が出ていたのでここは追い抜き禁止区間となっている。中村選手は再スターとしたようだ。はて?黄旗は解除か?それとも次のコーナーまで黄旗継続中か?よく分からないので追い抜きはしないでおく。中村選手の車両にダメージはないのか?ペースは落ちてそうにない・・・厳しいな。

若干距離が開きつつ追走が続く。と?ホームストレートで中村選手の車両に変化が?なんだ??サイドカウルがめくれてきた??後ろに飛んでいきそうな予感・・・ラインを外して様子をみてみる。中村選手も気付いたか?急激にペースダウン。転倒の時にダメージがあったんだろうな。純正カウルなのでありがちなトラブルかも知れない。棚ぼたで2位浮上。その周がファイナルラップだったようで、そのままチェッカーとなった。
 
 
CBRカップでは金銀銅のアクリルプレートが表彰時に貰える。参加台数とメンツからしてあやしかったが、オリンピックの影響か何色でも良いから欲しいなぁなんて思ってた。3位の銅に手が届きそうであったが、意外な展開で銀をゲットwいや~嬉しいな。トップ争いにはまだ程遠いけど、マシンの状態に不満がある訳もなく、レースを純粋に楽しめている。鈴鹿ツインサーキットはいいねぇ!!
 

 
表彰式をすませたら即効で撤収。サーキットの出口に向かっているとミニバイクの3時間耐久が始まっていた。その中にGクラフトのテラケンの姿が。助手席の窓を開け、ビールを飲みながら手を振ってみる。と、前傾姿勢のまま大きく手をあげて走り去るテラケン。カッコイイー!!そして面白いww
 
 
 
健闘を祈る!!わしらは亀八食堂へ行くwww
 

 

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