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鈴鹿ツイントロフィー、CBR250Rドリームカップ開幕戦

2013/05/06 20:43 に 絶頂男爵 が投稿

今シーズンはHOTLAP製のマフラーにして各地を転戦。美浜とタカタでは普通に走って1秒ペースアップの実績となっている。ここ鈴鹿ツインサーキットではどうかな?コースが他と比べてロングとなっているので...2秒くらいはアップするんじゃなかろうか?とドンブリ勘定しておく。



GWの高速渋滞を華麗にスルーして現地入り。レース当日朝のうさぎ&かめクラスの練習走行枠を使ってコースに慣れておく事に。30分の走行枠2つと保険料で5500円。これくらいの規模のコースを30分も走るとヘトヘトになってしまうので、実際は20分くらいで切り上げる事に。練習と言っても攻める訳でもなく、とりあえず速度に目を慣らす程度。1番速度が乗る1コーナーの限界点が掴めない。ストレートエンドでは160km/hを超える速度(純正のメーター読み)ちなみにファイナルは14-38。


TSタカタでの感触からフロントを2mm突き出しての走行。立ち上がりのラインからしてなかなか効果ありそうな感じ。んが、ペースを上げて行った2コーナー進入でフロントを滑らす。レース本番ペースとなるとマズイ様な気がする。うむむ。1mm戻してトップのキャップ含めて37mmでどうだ?(キャップはノーマル)


うさぎクラス2枠目で確認。立ち上がりラインがさっきと全然違う。1mmでこんなにも違うもんなのか?まぁコース幅が足らない訳じゃないのでヨシとする。コーナー進入に関しては違和感なし。他のコーナーのポイントもチェック。バックストレート後の高速シケイン。いざとなったら直線回避できるタイプのレイアウトだが、カラーコーンが1つ置いてある。緊急時に『曲がる?回避?』なんて思ってるうちにコーンに激突する絵しか思い浮かばない。これは何かの罠か!?



公式練習

選手受付を済ませての公式練習枠。一般車両を含めて大盛況だった有料走行枠と違ってレースエントリー車両のみの走行。CBR250Rが16台、その他はCBR150、そしてニンジャの総数20台で走り易い。ライバルマシンの動向が気になるが...新品タイヤα13の皮剥きに専念。コース内をツーリングして愉しむ。昨年使用したタイヤはα12、今年はα13。で、変化はどうなの??って事だけど。初期動作に反応する挙動は似たようなモノ。違いとすればトラクションが掛かってからの応答限界か?α12の『僕もどーなるか知りませんよ?』ってな反応からα13は『あ、その辺までなら大丈夫です』ってな自信ありげな風格を感じる。童貞男子に擬人化した訳のわからないような話になってるけど、まぁータイヤがそう言うんだから、そーなんだろう。ちなみに、タイヤの言う事を通訳してくれるサスペンションは仕事をしているのだろうか??



予選

数台後ろからコースイン。なんとか8秒台に入れて格好をつけておきたい。ちなみに昨年は1発タイムで9秒台、アベレージは10秒台であった...。コースイン早々9秒台のペースは掴めた。クリアラップを探しながら各コーナーのタイムを削って行く。特に2コーナーからバックストレート後のシケインまでの区間でかなりアドバンテージが稼げる。ここに関してはマフラー効果が絶大。強みを活かして8秒5までペースアップして4番手を確保。シケインからの後半部分の攻略はまだ手つかずなので決勝に期待が持てる。



決勝

PPは55号車の龍也選手。美浜、鈴鹿、鈴鹿ツイン共にトップ争いの常連。とにかくコーナリングが男前で黄色がベース色のマシン&装備共に絵になる。ヘルメットを脱げは笑顔のナイスガイ(おやじ)。夜の街に出ればきっとモテルだろう。なんとも羨ましい存在である。

2番手は19号車の久保選手。美浜の山口選手にポケバイ時代の後輩って聞いたけど、そうなるとまだ高校生くらいなのかな?鈴鹿のCBRクラスにデビューするなり驚愕のタイムで優勝したって聞いている。マシンはまだ新車の匂いが...これは只者ではない。

3番手は69号車の藤井選手。龍也選手と同チームか?同じカラーリングのマシン。立ち振る舞いからはお調子者キャラに見えるが...調子に乗ると手が付けられない速さを発揮するんだろう。

ここまでがフロントローの3台。差は0.5秒。4番グリッドから遠くに1コーナーが見えている。行けるか??サイティングラップが終わってレッドシグナル点灯…、…、…。長くね?ブリーフィングでは消灯スタートまで2秒~5秒って言ってたけど。極限の時間の中、脳に血が充血していく感覚。集中が途切れる寸前でレッド消灯!!!ドンピシャの反応で55号車の背後に付ける。19と69号車は捲くったようだ。こちとら興奮状態で目が三角になってる所だが、55号車は至って冷静か?ペースを抑えたような感じでコース序盤をクリアしていく。う~ん?先は長い、とりあえず付いていくか。


レース序盤、69号車と19号車が合流して4台の集団となる。後ろとは若干距離が出来そうな雰囲気。ペースはまだ抑え気味か。この間に此方も呼吸を整え他のマシンとの差を分析。勝負どころはあるのか?こんな所で書いちゃマズイような気もする苦手な最終コーナーw。立ち上がりで一歩遅れるもスリップから前へ刺し返すタイミングはありそうだ。しかし、1コーナー進入のスピード感が掴めず後退。69号車はタイヤをスライドさせながらペースを上げて行く。ほらっ!調子に乗っちゃったよ。こりゃマズイな。


69号車に気を取られていたら19号車に先行を許す。中盤以降ペースが上がってきたか?先頭が打ち合いながらもペースを上げて行く。7秒台突入か?こちらは8秒台で追従。69号車のミスに乗じて1つポジションアップ。離された距離を詰めたい所だがヘアピンで刺し返される。今日の勝負どころはここらしい。残り周回は僅か...勝負に持ち込む距離まで詰めたところで!?時間切れのチェッカー。うーーん残念。




結果は4位ながら、レースの大半をトップが見える距離で戦えた。タイミング的には撃ち合える箇所もチラホラ。昨シーズンのレースタイムから25秒くらいアップしてる。やっぱアベレージで2秒くらい上がってるようだ。この結果を自信にして次のステップへとチャレンジだ!!


次戦の鈴鹿ツインは6月23日!!

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