雨のタマダが消化不良気味だったのでナチュラの開幕戦に急遽エントリー。ここは決勝ウイークの水曜日までエントリーを受け付けているので気分屋にはもってこい。天気の週間予報も近々なので外さない筈。とりあえず好天に恵まれそうだ。 土曜日の練習を終え酒を飲みながらマシンの仕様を検討。どーも右コーナーの踏ん張りが利かないフロント周り。こ―言った場合のセッティング方向性は数々の遠征と走行経験からして・・・さっぱり分からない(笑)。土橋選手のブログを見ると、よくフロントサスの油面やバネを変更しているようだが!?まぁアレだ、ワシは右コーナーが昔から苦手なんだよ。とりあえずフロントの突き出しが隣に居たDAN選手より少なそうだったので1mm追加しておく。後は走り方で対処しましょう。キャブセットの方は相変わらず当たり処が掴めない。ナチュラの標高は400m近くあるので薄めに絞ってみるも??なんとなくハズレ感。ファイナルの方も吹け切り感があるので少しづつロングに・・・ って言うかとにかく寒い?日が暮れてしまえば気温は5℃前後?どーなってんだよ天気予報!!明日はホントに好天なのか? ![]() 決勝日朝。昨日のうちに車検の準備は済ませてあるのでノンビリとパドック入り。ナチュラのパドックは既に活気づいていた。ポケバイのキッズライダーから御年輩のシニアライダーまでキャラは多数。思ったより参加台数は多い?エキスパートクラスは15台のレースだとか。エントリーリストの名前を確認するも、半数くらいは未知数な感じ。誰なんだろうか?事情通の島田選手の話によると鈴鹿グラチャンの上位ランカーも居るそうな。実力の程が良く分からないが・・・今回はヘルパー参戦のテツヤに予選5番手くらいには着けておきたいね!と妄想しておく。 10分間の公式練習は淡々と走行してタイヤの皮剥き程度。ピットに帰還してからフロントの突き出しを変更している事を思い出したくらい。なので、とりあえず違和感はなし、レースペースでどうなるかだ。 ナチュラのレースはタイムトライアル5分、予選レース10周、決勝レース15周の流れ。昨年の実績が39.5秒、昨日が39.7秒。CR-miniのキャブと違ってコーナー立ち上がりの加速感が得られないTM26。まだリズムに乗り切れてない走りがロスを生んでいるようだ。それとも?リズムに乗れないのは加齢のせいなのだろうか? タイムトライアル開始。自分自身の走りを再認識するこをを優先して集団走行を避け単独アタックとする。徐々にペースアップして各コーナーと対する。1コーナーは超タイト。タイムを出すなら立ち上がり重視に行きたいが、混戦になるとブレーキ勝負。リリースの微調整が厳しいので運任せな飛び込みになる。2コーナーは進入までに姿勢を作っておきたいが、今のところ間に合ってないw。思うほど俊敏に動かない身体。3~4は開けて切り返してブレーキ。苦手な右コーナーへのブレーキがやや強すぎて失速気味。5~6~7の高速進入からの切り返しはパッシングポイントではないがタイムの稼ぎどころ。8~9~10はストレートに繋がる高速の左。フルバンクも相まって吹け切り感あり。39.9秒にて7番グリッド、3列目真ん中からの予選レースが確定した。
タイムトライアルの上位5台が39.3~4秒。レースペースになって着いていける領域なのだろうか?遠征に出れば出るほど己の身の程が曝け出され心が折れそうになるw。とは言え、0.5秒の差が何なのかは理解できている筈なので落ち込む事はない。コース上に落ちている0.5秒の種を拾いに行くのが面白いんだ。 予選レース。7番グリッド、視界には前列5台のマシン。スタートのシミュレートをするも1コーナーの多重クラッシュのイメージしかわかないw。インが駄目ならアウト?それも荊の道だな・・・。フラッグマンの旗に注目してスタート!!少しフロントを浮かせてしまったが遅れる事無くスタートが切れた。1台分のスペースしかないイン側へ3台くらい流れ込んでいくw。すでにドン引き。真崎選手が弾かれてアウトへ流れていく。接触を避ける事だけに専念して1コーナーをクリア。スタートより順位が下がってしまったようだ?2コーナーからも隙あらばの突き合い。自分も射程距離には居るが、引き気味に観戦するのみ。隊列が1列になるまで待ってペースアップ。最終区間で車速をのせて1コーナーブレーキングで1台パス。元の7番手に戻ったかな。目前ではNSFのキッズが打ち合っている。タイムアタック39.3秒ペースの2台だ。混戦の為にタイムアタック程はペースが上がらないようだ。離されては距離を若干詰める程度で追走する。タイムは39.6秒台。レース中盤、片山選手がスリップダウン。 順位が1つ繰り上がって6番手。そのまま前方の集団から3秒離されてチェッカー。6番手、3列目イン側のグリッドを得た。
決勝レース。イン側を確保できたので随分楽になった。前列に居ながらのアウト側3番5番グリッドの方が不利に思える程。2度目のフラッグスタートも遅れる事無くスタート!!1コーナーはイン側でクリアできた。前方には4台のマシン、真崎選手が居ないか?PPスタートの福田選手が4コーナーを立ち上がっていくのが見える。2位争いは3台の突き合い。序盤はまたしても静観。って言うかフロントをねじ込む距離まで詰めれない。先行する3台は数周に渡っての突き合い、激しさが増してきたか?そこへ後方から真崎選手がカンゴをパスしていく。前方は4つどもえのバトル展開になってきたw。中でも原選手と西村選手は激しく接触を繰り返している・・・と、堪らず原選手がスリップダウン。まぁ・・・そうなるわな。 ![]() レース終盤、またもや2~3秒離される展開の頃になってテツヤからペースアップのサイン?!もう追いつけるような距離でもないし、ラップを短縮する術もないが?もしかして・・・最後尾スタートとなった片山選手が後方から猛烈な勢いで追い上げてきているのか?そう言えば後ろから4サイクルの排気音が聞こえるような気がしてきたw。渾身の力を振り絞って逃げるが、コントロールラインの残り周回ボードが4から減らない。オフィシャルは片山選手の洗練されたライディングフォームと怒涛の追い上げに見とれてやがるな!?手動ボードは諦めて電光掲示板の周回を見ると残りは2周か?ちょっと、まって、今5位だから・・・これくらいで折り合い付けてもらえませんか?もう、ホント無理・・・。ちなみ片山選手は女性キッズライダー。オジサンの哀愁の背中に同情してくれたのか?5位にてチェッカーフラッグ。
|
レース情報 >