真夏の祭典『昼は暑いので夜走ろう!!』のタマダナイト4時間耐久に参戦して参りました。マシンはBDH耐久スペシャルのヒサオカ☆ストリートマジックです。排気量は110ccとなっており、昨年同様キャブはPWK28ながらチャンバーが仕様変更されております。今年の走りはいかに!? さぁ、レースそっちのけでありますが、まずは肉の調達から1日が始まります。我が絶頂はナイトレース=肉!!でありますゆえ・・・。で、肉を調達するならここ。三益物産の『ジャンボショップ広島店』がお勧め!!南区の出島にあります土日限定営業のお店です。本日はステーキ要望ですので、各種ステーキ肉を買い占めます。※丸腸があったら迷わず買っておきましょう。 肉を仕入れたら一路可部を目指しますが・・・どえらい渋滞です。盆だからか高速千円が終了しているからか??エアコンが寒いくらい効いてるのでたいして気になりませんが。後に着いてくるいまにしぇん。のトランポはエアコン不調らしく、死にそうな顔しておりますw。午後の走行枠をセッティングに充てる予定でしたが、到着したら受付開始の時間でありました。えーっと・・・まぁ何とかなるでしょう。 受付を済ませて車検。ワイヤリングを一切しないで車検に挑んだツワモノが先日おりましたが、その様な事がないようにしっかり対応したいと思います。 カンゴ『ヒサオカさん。オイルドレンは何処ですか?』 ヒサオカ『無いよっ!』 そうなの?楽々と車検合格です。ただ、OPENスクータークラスは不成立なのでOPENクラスへとクラスチェンジです。まぁいいんです、肉が喰えれば・・・ 公式練習はオサム君にお任せです。スクーター育ちな彼ですから何かしら感じるものがあるでしょう。カンゴ、いまにしぇん。には違いが良く分かりません。もう一人のライダー、とおるちゃんはストマジに乗ったことすらありませんけどww 公式練習の間に我々は作戦会議です。いまにしぇん。が予め作成してきた作戦パターンを参考に割り振ります。特にカンゴは鳥目なので夜はカラッキシ駄目です。昨年スモークシールドで闇夜を果敢に攻めたオサム君を後半に配備。とおるちゃんの時間を短めに?いや、カンゴもしぇんも短めで良いんじゃね?カンゴをスタートライダーにして、しぇん、とおるちゃんで、オサム、オサム、オサムのオサムヘビーローテーションとかw 決勝はルマン式。7番グリッドにマシンを並べてスタートを待ちます。ちなみに、7番グリットってーと随分前のような気もしますが、出走台数は9台ですw。ちょっと少ない?イベントとしては面白いと思うんだけど、流石に盆ですからネ。皆さん何かと多忙なのでしょう。まだ日もあって暑い午後5時。日章旗が降られてスタート!! マシンに駆け寄るカンゴ。昨年はキックスターターの癖に悩まされて失敗しましたが、ヒサオカさんに対処法を教えてもらいました。難なくエンジンスタートして1コーナーを目指します!!オリャー!!なかなか良い感じ。遅れることなくマシンが加速して行きます。1コーナーを回りながら順位を確認。先行するマシンが一列になる・・・後を確認すると。あれ?誰も居ないじゃん!?どーやら順当にビリ??いや、ピットスタートが1台居たな。トホホ・・・ 久しぶりに乗るストマジ。予想通りの四苦八苦。慣れるまで我慢の時間帯です。しかし?ちょっと去年の走りと違うような?ストレート区間の元気がありません。タイムの稼ぎどころなんですけど・・・。車列は上位集団と下位集団の2つに分かれてきました。タイムは44秒台。下位集団での混戦バトル開始です。ロスを最小限にしつつ1台、また1台と交わして行きます。油断するとあっさり交わされたりも・・・。ようやく下位集団の先頭に立ち逃げの体制を築きます。1コーナー進入で回転を合わせてバンク角をより深く・・・んぐっ!? 予想外の後輪スライドから一瞬にしてコース上を滑空するマシン。なかなかのスピードで減速が感じられない。こりゃヤバイかも??視界の先に迫るタイヤバリア・・・どすーーんっ!! 足首と膝に違和感を感じるが、深刻なダメージは無さそう。フォーマのブーツが守ってくれたようだ。マシンを起こすと左ハンドルが曲がっている。イケるか?レーバー類は大丈夫。ステップも大丈夫だな。エンジンは掛かったままアイドリングしていた。本能的にクラッチを切ってマシンを動かそうとするがリアタイヤが重く回転しない。マシンを抱えるようにグラベルから這い出す。くそう・・・なんでタイヤが回らないんだ?何処にダメージが・・・。 あ、これブレーキだった。よし、マシンに異常はさなそう。コース復帰して走りながら現状確認。ラップタイマーやタコメーターのデジタル計器類が100均BOX破壊により散乱しているが、一応機能はしているようだ。左ハンドルが派手に曲がってしまった。ピットに帰還して修復を考慮してみるが、時間ロスになるので自分の持ち時間はこのまま走行する事にしよう。コケるのは想定外だった・・・皆、スマン・・・ 予定の30分を走り切りピットに帰還。ハンドルを応急処置していまにしぇん。がスタート。応急処置が甘かったか?なんとなく難しそうに走っているような気がするが・・・。氷で膝を冷やしながらいまにしぇん。の様子を伺う。なんか・・・あれって・・・『もう疲れた』ってアピールじゃね??とにかくしんどそうw。でも代わらないけど・・・。相変わらずマシンの走りはイマイチ。ヒサオカ監督にチャンバー交換も視野に入れて今後の作戦変更を再考する。 30分頑張って御帰還。給油をしてとおるちゃんを送り出す。午後6時はまだ明るい・・・しばし観戦モード。最初は恐る恐るの走行だったが、だんだん慣れてきたか?ちょっとバンク角が深すぎて心配なトコロもあるが、安定して走っている様子。予定通り走行してピットへ帰還。次はオサム君へ交代であるが、その前に・・・タイヤ交換発動!!なんか耐久ぽいじゃん?エアーツールにより10秒程でリアタイヤの交換完了。ストマジの利点を活かした本作戦(練習もしたw)。本来は2時間経過時に交換予定だったが・・・今後とも使えそうな作戦だ。※今思い返せばオサム君が先に走行したような? オサム君の走行時間になると、日も落ちて気温が下がってきた。マシンの燃調があってきたのだろうか?若干マシンが走ってきた様子。それともオサム君の頑張りか?42秒台を連発してアツイ走りを披露。いや~凄いよ凄いよ・・・なんて思っていたら3コーナーで『カシャーン!!』どう見てもクランクケースを擦っての転倒だ(笑)。ちょっとアツ過ぎたみたい。 転倒して急にテンションが下がったのか、はたまた疲れたのか?『交代してくれ』の熱視線を感じるw。何周か無視してみるも本気みたい。ピットへ招く。ライダーは再びカンゴ・・・っとその前に。今度はチャンバーの交換。スピードが乗らないのは今年採用したチャンバーなのかも知れない。まだ美味しいトコロが出せてないんだろう。交換に時間ロスしたものの再びコースイン。 ![]() チャンバーの違いはピットロードの加速で感じられた。速さを取り戻したストマジの本領発揮スタート!!先行するマシンをガンガン抜いて行く。他車は暗くなったコースに四苦八苦しているのか?コースアウトする車両や転倒する車両もチラホラ。しかし抜けども抜けども電光掲示板に69番のゼッケンが表示されない。どれ程遅れているのだろう?渾身の走りも流石に疲れてきた。交代はまだか?いよいよしんどくなってきた頃、LEDライトに照らされたPマークを確認。助かった・・・ いまにしぇん。のコースインを見届けたらステーキ班となって準備開始。昏睡状態だったオサム君の体力回復に上等な肉から焼き上げていく。ニンニクもタップリだぜ~! ![]() そうこうしていると茹で上がったようないまにしぇん。が御帰還。速さを取り戻したストマジを体感できたようだが、日中からの暑さで消耗した身体には酷だったようだ。体力を使い果たし戦力外通告。ステーキ班へと移籍です。まだ元気そうなとおるちゃんを投入してゴールを目指します。マシンにも随分慣れたのかな?安心して観ていられるので見ないでも良さそうwステーキ班は肉とビールに専念します。 戦況を見守るヒサオカ総監督。そろそろとおるちゃんの交代か?先ほどLEDライトをマシンに縛りつけておいたので、コース上での居場所が容易に確認できる。ピットからPマークを提示し、とおるちゃんの反応も確認。暗闇の最終兵器オサムくんの投入待ちです。ちなみに今年はクリアシールドらしいですw ![]() ・・・しかし、とおるちゃんが帰ってきません。何所行った??コース上に目をやると1コーナー先で光るLEDライト??がはは、Pマーク確認した直後にクランクケースを擦って転倒してやんのwなんかモゾモゾ動いてコース復帰した様子。とりあえず大丈夫そうだ。 ピットへ御帰還。なにやら大破しているような気もするが・・・ここで諦める訳には行かない。計器類は全て排除し、シート周りをガムテープで応急処置。真面目に作業してるんだろうけど・・・目玉メットが分身の術みたいで面白い。こっち見んなw ![]() 気力体力を振り絞る走りであったが、Pマークを見て安心したのだろうか。最後にスクーターの洗礼を受けてしまったようだ。ま、限界点を知った事で一人前と言う事で・・・ ![]() 一通り面白い事も出そろったので、残り僅かとなったレースの方はオサム君に最後までお任せ。ナイターの水銀灯に照らされる幻想的なマシンを眺めつつチェッカー!! 総合8位、OPENクラス3位の結果でありました!! ![]() |
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