今年のライスポカップは主戦場がTSタカタとなっております。TSタカタは1500m規模のミドルコースであり、アップダウンもある立体的な本格コース。地元にこんな立派なコースがあるって恵まれておりますが・・・練習枠はほぼありませんw。また、周りに民家らしきものは見えないような気がするのですが、音量規制にはかなり神経をとがらせております。聞いた話によると、住民の騒音被害よりも農作物への被害を懸念されている??まぁそう言う意見もあるかもって事で。 レギュレーションによると6500回転の96デシベルが規制値となってます。これだと定番のレーシングサービスZEROやヨシムラなんてのはあからさまにアウトですね。バッフルで抑えても音質が変わるだけで対して静かになってません。なんか遅くなってるような気もするし。関東の方面でも音量に厳しい所はあるようで、N-PLANなんかは対応品があるみたい。今さらですけど企業名なので敬称略で書いております。そう言えばレーシングサービスZEROはSP100用の新商品があって、7300回転で98デシベルとの事、これはイケそうですね。これからの定番となりそうです・・・ と言うわけで、我々絶頂はと申しますと・・・シーズンオフにHOTLAPへと発注しておりました。んが、自分らの言う事ですから真面目な話として受け取って貰えているのか不安でありましたがw。しっかりと開幕戦に合わせて作って頂きました。感謝!!。寸法の方は鈴鹿ミニモトに入れ込んでいた頃の伝統のサイズで、消音対策の方をプロにお願いと言った感じです。自前の計測器による測定だと6500回転の96デシベルの規制値をクリアしております。さて走りの方は?? そんな感じのTSタカタの朝。好天です。一発目の公式練習は欲張って?16-37のロングファイナルからお試し。ポロっと5秒台くらい出れば儲けもんなんですけど、まぁ出ませんわなw。ロングファイナルを有効に使うとなるとかなり集中力が必要になります。もちろん集中出来ておりませんで7秒台で様子見はおわり。13号車の山田選手と45号車のイソムーが元気な走りを披露しておりました。 オプション走行は見送って予選突入。タイヤを新品にしてファイナルは小細工なしの16-38で。早々で6秒台に入れますが、まだマフラーの特性が掴みきれません。タイムボードに6秒台がズラリと並び唯一の5秒台は山田選手か??ここら辺から自分自身の事だけに集中して走りを組み立てていく。各所を削り削り6秒フラットまで来た頃、山田選手と遭遇。ニンジン作戦に移行か??と思いますが、なんだかクリップ付近に置いているコーンがジワリジワリとコースに侵入してきておりますwwそこ稼ぎ所なんですけとwwしまいにはコース上に転がってきまして、リッジレーサーのゲームみたいに。まぁ当たるとコケそうなのでアタック終了。一旦集中力が途切れると難しいですね・・・ 予選2番手、こりゃ山田選手との一騎打ちになるのかな?? さぁ昼休憩を挟んで決勝~ってのが何時もの流れですが、午後からは3時間耐久が組まれているので早々に決勝時間がやって参ります。マシンの変更点は無し。ガソリンを最小限にして挑みます。グリッドは1コーナーアウト側からPPの山田選手。タマダカップと違ってレースクイーンが居ないので対して羨ましくありませんw。どーせ山田選手はウイリーしてスタート失敗するだろうから1コーナーは取ったも同然。3番手は誰だっけ?一騎討ちを想定しているので意識しないでおきましょう。レッドシグナルが点灯して・・・・消灯!!スタート!!! ![]() クラッチミートした瞬間から????マシンに違和感。思うように前に進まない感覚。しかし山田選手を先行して予定通り1コーナーは頂き。切り返しの2コーナーは?イン側に飛び込んで来る車群を想定しますが意外にもクリア。久しぶりに見る誰も居ないバックストレート。これも違和感ながらマシンが前に進まない違和感も継続中。キャブセットか??こんなに車速が乗っていない状況なら3コーナー突っ込みで刺されそうなもんだけど・・・まだ来ない?3コーナーを回りながらの登り、あぁ青空が綺麗だなぁwwなんかツーリング気分。前に誰も居ないし。ここから1~2周はツーリングタイム。山田選手ははぐれたか?コンビニでトイレ休憩? ![]() ぼんやりと走っていると1コーナーイン側に青い車体がチラリと御挨拶。居たな!!?並走しながら2コーナーで踏ん張る。立ち上がりながら山田選手とのマシン比べ。どーやら自分のマシンも普通に走っているようだ?この違和感はマフラーなのか?エンジン回転の伸びよりも先に車速が伸びている感じ、排気音も静かなので余計に錯覚しているのかも知れない。低回転でのトルクもさることながら、2速のレブ域でもスムースに排気できている感じ。こ、これは走り易いぞ!? とは言え、真後ろで見られているのは・・・ちとプレッシャー。最終シケイン手前に落っこちているカウルステーがどーしても気になるw。誰だよ落としたのは。ワシが踏んで弾いたら直後の山田選手に当たるんじゃなかろうか??あっ踏んじゃったw。実際踏んでみると山田選手の事よりタイヤがパンクしてないかの方が心配だったけど・・・さて、集中力が切れてきたぞ。 ![]() ところで今何周目だよ?タイムボードにもサインエリアにもヒントは無い。集中力を途切らせた事を察知されたか?山田選手が2コーナーであからさまなT字アタックを仕掛けてきた!!うぎゃ~~!!!回避回避!緊急回避~~!!ふぅ、接触慣れしているとは聞いていたが、思い切った攻撃だわ!両車ともにヨロケながらのバックストレート。山田選手に先行を許す。しばし観察してみよう・・・ おぉ!!?・・・うむむっ!???あそことアソコはイケるんでないか!?今後の事もあるのでポイントは内緒にしておこう。しかし、射程距離は相当短いぞな。近づけるのか?? 分析を終えて徐々に距離を詰めていく。登り区間のアドバンテージは相当のもんだなこりゃ。きっと新型マフラーのおかげ。一気に車速を載せて4コーナーの飛び込み勝負!!完全に入っただろこりゃ!!と思った刹那。1mmも引く気のない青いオーラを感じ取って回避!回避!!緊急回避!!!あ、あぶね~。こりゃ相手が悪かったか!?抜ける気がしね~~ こっちのポイントは置いといて、もう一個の方でなんとかするか?またまた地道な作業を経て距離を縮めて行く。なかなか詰まりませんけどね~!!しかし、あと何周あるんだ?できれば最終周で仕掛けたいんだけど・・・もうちょっと近づけば後は野となれ山となれ!当たる覚悟は・・・出来てませんけど。あっっ!!誰だあそこでチェッカーフラッグを構えているのは!?この周回で終わりだったのね~~~ん。 ![]() もう一回くらい仕掛けたかったなの2等賞。残念。しかし、マフラーの特性が見えてきたので、次回に活かせるか!?さて、この参戦記は本当の出来事なのか?答合わせは山田選手のブログでw と思っていたら・・・先を越された~~!!!! また負けた。 |
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