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ライスポカップ開幕戦の前日練習

2011/03/13 19:41 に 絶頂男爵 が投稿

東日本の大震災。NHKのラジオ放送に聞き耳を立てながらタマダのゲート前で朝を迎える。
海外からの救援隊の動きもあるが、何もできない状況を受け入れ、余計な行動を慎む事とする・・・

開幕に向けて、これまで3度の練習をこなしたが、状況はよろしくない。
今シーズン、cr-miniを投入したが、前回の走行で肝心のマニホが死んでいた事に気づく。
今日のメニューはマニホの交換とキャブの再確認。ひょっとしたらPE24が復調するかも知れない。
もう一つは、ブレーキをブレンボ4podに強化してコーナー進入区間でのタイムアップを狙う。

天気は良好ながらやや気温が低い。路面温度も思ったより低そうだ。
真新しいマニホにPE24をセット。MJ102、SJ42をチョイス。以前はこれで年中走れたんだが・・・。
ブレンボはGクラのサポートを使って純正フォークに装着。んが、ブレーキディスクのフローティングピンと干渉してしまう。
ブラックアルマイトのサポートをグラインダーでガリガリ削って対処。う~ん。カッコ悪い。

さてと、まずはこのセットの確認。
コースイン早々、中間域から全開域の軽快なレスポンスにニンマリ。やっぱPE24はイイね。
んが、インフィールドに入ったとたんグズリだす。開け始めに全く反応しないキャブ。
ケイヒンの純正針が買えないので、デイトナの針で代用しているのだが、仕様が異なるんだろう。
やっぱり駄目か。とりあえず今日のところはPE24を諦めよう。

さて、虎の子のcr-miniを装着。デュアルスタックファンネルも装着して見た目は速そう。高価だし。
ヨシムラのMJNも入っているので針はノーセッティング。MJとSJだけでいいのかな?エアスクリューは気分で。
だがしかし、スロットルバルブのバネが驚異的に硬い。これはイジメか!?
この硬さでは10周の連続走行は困難だ。確かスプリントレースは15周だったはず・・・

右手を見つめて途方に暮れていると、隣にいたイソが『バネを切ればいいじゃん♪』とか言っている。
何を言うか!!高かったんだぞ!w
理科の勉強は苦手だったので、バネを切ると反発が弱くなる仕組みがイマイチ理解できないが・・・切ってみる。目分量で。
おお!確かに反発が弱まった。これなら15周くらい行けそう。ありがとうイソ。バネの切れ端をあげるよ。ん、いらない?

上機嫌でコースイン。前方を田中弟がXRモタードで走行している。
cr-miniのレスポンスはイイね!!加速を楽しんでいると思いのほかXRモタードに近すぎ過ぎた。
ちょっと行き場を失ったのでブレーキで対処。と思った瞬間にコースをスライド・・・w
ブレンボ4podの制動力で一瞬にしてフロントを失ってしまった。止まり過ぎなんだよバカ。

首やら足やら、いろんな所が痛いが恥ずかしいので黙ってピットに戻る。シフトペダルのプレートが折れちゃった。
スペアパーツで修復して再びコースイン。キャブのレスポンスは申し分ないのでブレーキングの練習をば・・・
やはり制動力はケタ違いで、ブレーキポイントとリリースの個所を修正していく。
ポイントが奥に取れるので混戦になったら有利になるはずだ。
直線からヘアピンに向けてグイ~ン!!とブレーキ。そのままズシャ~・・・リリースを見誤ったようだ。
泣きながらピットに帰る。『どうしたんですか?』と松江のチーム員。この程度のヤツなんです・・・ウワーン
これ以上コケたらスペアパーツも無くなるのでブレンボは封印。純正のブレーキに戻す。

コース上では和歌山から遠征のライダーが精力的に練習している。既に40秒前半との噂。
触発された充君も40.2秒と自己ベストを更新している様子。

キャブセットを微調整しつつ練習を繰り返すも、前後ともにタイヤがスライド。
これはタイヤの消耗と言うよりは己の走りのリズムが悪いんだろう。40秒台に入れるのがやっとの状況。

なんにしても重心が高い印象。どうやって修正していくか・・・

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