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ライスポカップ美浜シリーズ第4戦 CBR250R CUP

2012/11/26 21:37 に 絶頂男爵 が投稿

美浜のコースでCBRデビューして各地のサーキットを転戦。そして美浜の地で今シーズンのシリーズ最終戦を迎える事となった。さてさて・・・今回はどーするかな?

とりあえず鈴鹿で行われるグランドチャンピオン大会の出場権は地元のTSタカタのランキング3位の権利を行使してエントリー。なもんで気持ち的には楽なんだけど、無茶してマシンを壊すと鈴鹿の大会は2週間後なので・・・タカタで覚醒したファイナルのロング化でもやってみるかな?

 

土曜日、美浜サーキットのピットにてファイナルを思案してみる・・・前回はなんぼじゃったっけ?セッティングメモらしきモノは無いので隣に居たいまにしぇん。に過去の参戦記をチェックしてもらう。なになに?12-41とな?驚異的にショートですな!!ま、誰よりもショートで走ってた気はしてたけど。とりあえずタカタで使った13-39から行ってみますかね。ドロロンとコースイン・・・


なにこれw。なんだか中途半端になってしまったな。それになんだかコースがやたら滑るような気がする?これは無しだな・・・ピットへ帰ってフロントを12丁に変更。うん、幾分かマシになった。あとはリアを1丁くらい前後して微調整すれば良さそうな感じ。って言うか、ファイナルはロングでもショートでも良い気がしてきた。使う回転数が変わるだけでマシンは普通に走ってる。なんにしてもそれなりのタイムは出るので、あとは足回りとか車体の姿勢なんだろな。それが分かっただけでも収穫なんだろぅ・・・


なんか来年に向けて課題が見えたような気がしたけど、それはまた今度考えるとして?今晩は何処で呑むわけ?錦やら栄の雰囲気は大体分かってきたので、今宵は今池辺りでどう??ハンドルは修クンに任せて事故渋滞の名古屋高速をジリジリと進む・・・

キッチン ダイシン ここのおっさんは只者ではなかったw
 
 
 
レース当日は快晴の朝。もしもの時の為に・・・って買ったレインタイヤ。今シーズンは使う事無かったね。レーシングレインには絶大な信頼もあるし、ウエットも嫌いじゃないので大一番の鈴鹿で雨ってのも良いな。ま、雪かも知れないけどw
 


本日のCBRクラスは9台のエントリー。初見の人も居るし美浜のCBRクラスも軌道に乗ってきた感じかな。エントリーも安いし、前日練習も沢山できるし。お勧めですよ!


さてさて、昨日の最終枠まで結構な台数のマシンが走ってたのでコースの状況はどーなった?って思ったけど本日も低グリップ継続中?特にフェニックスコーナー辺りはラインを外すとヤバそう。公式練習から転倒車両がチラホラ。タイム云々は後回しにしてCBRでコース確認。フェニックス以外は大丈夫そうだが、抜き差しは厳しいんじゃないだろうか?


予選。台数も多いので前から行かなきゃ厳しそう。早々にコースインしてタイムを出しに行くが47秒を切る前にクリアラップが取れなくなってしまった。前のマシンと距離を取りつつアタックを繰り返す。全周に渡ってコーナーは攻めると言うより我慢大会。タイヤの空気圧やらフォークオイルの粘度とか季節と合ってないんだろうか?各コーナーをやりくりして46秒台をキープ。しんどいなこりゃ・・・3番手確保でトップ2台は5秒台か。

 

昼ごろになるとポカポカ陽気にて気分も上々!路面温度も上がってエエ感じになるんじゃない?って思ってみたものの、レース開始となる午後2時頃になるともう気温低下?この時期の昼は短いですなぁ!!

 

決勝ヒート1

トップ2台は逃げるわな。となると3番手争い?隣の4番グリッドは河上えりとん選手。日系のブラジル人なのかな?綺麗な金髪でとても礼儀正しい小学6年生。練習日から『タイムなんぼ?』ってな事を丁寧な言葉で探りつつライバル視してくれてます。負けられません!!

レッドシグナル消灯でスタート!!トップ2台の山口選手と中村選手も好反応で順当なまま1コーナーに流れて行く。カンゴはイン側を牽制しつつ3位をキープしてクリア。こうなると少々のタイム差では抜き差しは厳しいと思われる今日のコンディション。トップ2台もフェニックスは難しそうに走っている。若干立ち上がりが楽そうな?下って高速の右は?ここは路面が荒れててリアが跳ねる箇所だが・・・後ろから見ていても跳ねているのが分かるがお構いなし??なにかしらの攻略法があるんだろう。極端な減速で対処するカンゴとの距離が開く。1~2周して後続は?えりとん選手との距離は3秒程度か?付かず離れずの展開で中盤。そして終盤になりチェッカー!!


こりゃ完璧に見られたな・・・


決勝ヒート2

時刻は午後4時。太陽も木々の向こうに落ちコース全域に影となる。山口選手は昨日のこの時間帯でもタイムを刻む練習をしていたが・・・路面温度はかなり低い。ますますスタートが重要になってきた。

レッドシグナル消灯でスタート!!フロントロー全車好反応。順位の入れ替えこそ無いが接近したままクリア。中村選手ヒートアップ?先頭を行く山口選手との距離が接近し離れない。3番手はカンゴ。4番手は?振り返らずともえりとん選手の気配を直後に感じる。こりゃヤバい。悟られないように序盤は振り返らず強がっておく。

えりとん選手にはヒート1でしっかりと見られてしまってるので、勝負を掛けられるとすれば??中盤、距離を確認する為にチラリと振り返る・・・1秒も離れていないが、これなら1コーナーは無いな。ヘアピンか高速の右か?残り周回数が減って行く・・・


自分自身、丁寧に走ってみるもタイムは削れず。逃げは失敗に終わる。あとは料理されるがままのファイナルラップ!!


1コーナーをクリアしてつづくヘアピン。コンパクトに回りつつ視線を先に持って行くがバンク角とアクセルが決まらない。切り返してのフェニックスコーナーはヨレヨレのままクリア。バックストレートを効率よくシフトアップして最後の勝負、高速右をクリア。行けたか?!仕上げ定常円を回って最後まで意思疎通出来なかったフロントタイヤに気を使いながらの最終コーナー。なんとか踏ん張って3位チェッカー!!

 

レースが終わってえりとん選手が挨拶に来てくれた。最後の右コーナー。勝負に出たが決め切れなかったらしい。来シーズンはブラジルで走るらしく今後の活躍が楽しみ。きっとビッグになるだろうから握手してもらっておくw


えりとん選手『何歳なんですか?』


カンゴ『もう41歳になるよ。お父ちゃんと同じくらいじゃないかな?』


えりとん選手『お父さんは38歳だよ!!』

 

 


・・・・なんか色々と負けた気がしてきた。

 

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